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金田良平顧問(元広島入管局長)ごあいさつ
業界の健全な発展を目指し「躍進の年」へ

全芸連も発足して9年、この間会員数も460社に達し、これからも目先の利にとらわれることなく、業界の健全な発展のために、皆様が力を合わせて努力されることを期待申し上げます。

私もこの業界を規制する行政側そして規制される側の業界関係者として、また両者とも全く関係ない民間企業とそれぞれを経験して、第三者的立場から行政側、業界を公平に見ることができるようになったと思います。私なりに感じていることを若干申し上げたいと思います。

 まず、この業界のほとんどの人が関係している比国との関係について、過去に比国との間には来日するタレントをめぐり、ARB問題をはじめいろいろなことがあります。昨年は、米国政府より日本が人身売買の監視国との指摘を受け、それを受けた日本のある一部の関係省庁から、この業界がその温床であるとの声に、厳しく取り締まりを開始したのであります。


 業界の現状について見ますと、業界の一部ではあると思いますが、タレントとしてではなく専らホステスとして稼働させる等、関係法令違反者がいると聞いております。本来この業界は健全な大衆娯楽の提供ということで、外国人タレントの入国が認められたと思います。今こそその原点に戻って健全な大衆娯楽の提供者としての自覚をもって出演店を含め、業界全体が真剣に取り組むことが必要であり、それを怠ると業界の先細りにつながるといっても過言ではないと思います。また適当な表現ではありませんが、タレントはこの業界の貴重な商品です。商品を大切にしない業界はどんな業界でも業として成り立たないでしょう。

 また、来日するタレントに依存して生活している家族なども多いはずです。そのタレントを大事にするか否かは、その家族を含め送出国の国民感情に大きな影響を与えることになると思います。


 最後に行政側にもお願いしたいことは、単に業界に対する「いやがらせ」や「いじめ」としか映らない行政から卒業して、業界の指導育成に力を貸して欲しいと思うのです。

 是は是、非は非として好ましからざる業者の追放は当然のことですが、たとえばステージ面積が法定基準をクリアしているものについても、図面と実際が〇・一平米の誤差があるとか、ステージと控室の間のいわゆる花道に客席から見えないよう仕切りを設けよとか枝葉末節にこだわり、行政によるいわゆる「いやがらせ」としか映らないような行政指導はいかがなものでしょうか。今少し大局的な見地に立って、業界の指導育成をお願いしたいものです。また、第三者の自宅にまで電話をして実態調査を行う等の事例も耳にしますが、場合によっては家庭内紛争の原因となったり、人権侵害のおそれもあり、このような軽率な行為は行政側として厳に慎んで貰いたいものです。

 以上とりとめのないことを申し上げましたが、会員の皆様が全芸連設立の趣旨にのっとって互いに協力し、業界の健全な発展のために努力されることをお願いする次第です。

 


 
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